WordPressを扱う制作業者の中には、 本当にシステムを理解している人と、 「WordPressしか使ったことがない」だけの人がいます。 見分けるためには、少し踏み込んだ質問をしてみるのが効果的です。
1. プラグイン開発の可否を確認してみる
たとえば次のように聞いてみてください。
「〇〇のような機能を持つプラグインを作成して組み込んでもらうことはできますか?」
この質問への答え方で、業者の理解度が分かります。
信用できる回答例
- 「作れますが、開発コストが少し上がります。」
- 「既存のプラグイン〇〇を使えば近いことができます。」
- 「その機能ならプラグインを使わずに、テーマ側で実装できます。」
→ WordPressの構造(フック、カスタム投稿タイプ、REST APIなど)を理解している証拠。
→ 実装コストを抑える柔軟な提案ができる。
→ WordPressの構造を深く理解している。
注意すべき回答例
- 「それはWordPressでは難しいです。」
- 「とりあえず似たプラグインを探してみます。」
- 「そういうのはやったことがないです。」
このような答え方をする業者は、WordPressの仕組みを理解していない可能性があります。
2. 「WordPressしか使ったことがない」業者に注意
WordPressを使う理由が 「便利だから」ではなく「それしか知らないから」というケースもあります。 特に個人事業や副業制作者に多く見られます。
このような業者は次の傾向があります。
- HTMLや静的サイトでの納品ができない
- サーバーやセキュリティ設定に詳しくない
- プラグイン依存でトラブルに対応できない
結果として、不具合が出ても直せないサイトになることがあります。
3. 技術力のある制作者は「実現方法を複数提案できる」
信頼できる制作者は、 「WordPressで作ります」ではなく 「目的を実現するために最適な方法」を提案します。
たとえば:
- 「WordPressでやるとコストが高くなりますが、静的生成すれば軽くできます」
- 「この機能なら既存プラグインの改修で安価に対応できます」
- 「セキュリティ面を考えると別システムのほうが良いです」
▶ 技術力のある人は、選択肢を提示できる。
▶ 技術力のない人は、WordPress一択しか出せない。
まとめ
WordPressを使うこと自体は悪くありません。 問題は、「WordPressしか使えない」ことを正当化する業者です。
信頼できる業者は、WordPressを“選べる”人。
信頼できない業者は、WordPressを“選ぶしかない”人。
契約前に一言、「この機能はプラグインで実装できますか?」と質問してみましょう。 その返答で、その業者の力量と誠実さが見えます。